トピック
2021-05-01 13:27:00
コンクリートの表面の軽微な豆板や気泡・傷などは薄塗用のポリマーセメントで修復することが可能ですが、補修痕はどうしても目立ってしまい美観を損ないます。当社ではコンクリートの美観や意匠性を求められる現場でも多くの施工実績があります。
着工前
高い意匠性から塀や外壁などに採用されることがある杉板浮き造りのコンクリートですが、上部にちょっとした豆板が発生してしまいました。
周辺に浮きや骨材のゆるみが無かったのでそのまま表面を補修していきます。
表面の修復
豆板の部分を補修材で充填して、木目模様を櫛やコテでつけています。写真からは分かりずらいですが、まだ補修痕は目立ちます。
色合わせ完了
木目の色と独自の風合いを顔料で調色し仕上げていきます。その他にも枠材から移ったと思われる渋のような跡も調色して修復完了です。
依頼者様からも仕上がりに満足していただきました。このような木目模様のコンクリートは特殊な例となりますが、一般的なパネコート型枠のコンクリートも表面の色や模様は多種多様となります。利用者の方に安心して使っていただくためにも、コンクリートの仕上がりについてお困りの際は当社までご連絡ください。